都心住宅分譲プロジェクト(仮)Living in Alley project


すっかり月イチ更新となってしまったOPEN-G日記です。もう少し頻繁にアップしなくちゃね。
サテ、ひさしぶりの今日は、とあるプロジェクトのご報告。


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現在、エスでは東京都新宿区にて、分譲一戸建てプロジェクトを進めています。
都心のど真ん中、TOKYOの熱気が渦巻く中で、何故かぽっかりと懐かしい風景が残るエリアです。
プロジェクトをスタートさせるにあたり、僕はいつものように、この場所をゆっくり時間をかけて歩きました。
幹線道路沿いからたった1ブロックだけ入っただけの場所なのに、そこは、ビックリするくらい静かで柔らかな環境が残っていました。
もともとある建物や道の、人間尺度の小さなスケール感。
幹線道路からは大きなビルに遮断されていて、とても静かな音環境。
古くから住んでいる家が比較的多く、街路に満たされる多くの緑。
エリア全体は平行する幾重もの「路地状空間」によって構造化されており、そこには、しずかに「家」が建ち並んでいます。
新しくつくられた町並みにない、ゆったりと「熟成」されて形作られた「心地よさ」です。
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(↑計画地の近隣にある「路地状空間」。こういう風景が幾重にも存在しています。)
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僕は、この場所に「新しい住処」をつくるにあたって、この「心地よさ」を継承しようと考えました。
計画建物は、古く狭い路地に面して4棟つくられます。
「路地=Alley」の気持ちよさを演出するために、すべての建物を2mちょっとセットバックさせて配置。
現状の狭い路地を敷地側に少しだけ広げて、たんなる「道」ではない、「居場所としての路地=Alley」をつくります。
もちろんこのセットバック空間は、一戸建て住宅の基本ニーズである「駐車スペース」の役割を果たします。
でも僕には、ちょっと違う狙いがあります。
たんなる駐車スペースでない「居場所としての路地=Alley」を発見してほしい。
もはや都市生活において、「車」は必ずしも必需品ではありません。
新しいライフスタイルには、むしろ優先順位が低いかもしれない。
一応、車1台分の駐車スペースが担保されているけれど、居住者たちが住みながら、この場所の「魅力」を引き出す使い方を見つけてほしい。
そして、建物のデザインは、とってもシンプルにする予定です。
冒頭のスケッチ画像は、いちばん最初に考えたイメージ。
都市に暮らす楽しさと、ソフィストケイトされた住み手の個性を大切にします。
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..今日は、ここまで。
現在、来春の完成を目指して、設計デザイン作業中。
詳細は、また後日に発表する予定です。
いつもエスでは、「注文住宅」を中心に手掛けていますが、今回はめずらしく「分譲」。
商品住宅としての「提案型デザイン」です。
ご興味のある方は、是非ご連絡ください。
建物情報や進捗状況などをお知らせさせていただきます。