モイス。透湿で、防火性能あり、資源再利用もできる構造用面材

今、現場で、「モイス」という構造用パネルを採用しています。
これがなかなか面白い素材。


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簡単に紹介すると、
1)透湿、調湿に対する性能
2)防火性能
3)リサイクル性
…主にこれらを売りにしている構造用パネルです。
詳しくは、
http://www.moiss.jp/whatmoiss/index.html
などで御確認を。
(この製品サイトは内装向けの説明ですが、同一の物性にて構造用のバージョンもあります。今回の現場ではその「構造用製品」を採用しました。)
いろんな意味で、なかなか良いです。
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良い素材であることは確か。
ただし、同業者(設計)の方達のためにちょっとメモ。
1)木質系の構造パネルに比べて「固い」。釘打機のエアーをきちんと調節しないと打込み不良が起こる。
2)エッジぎりぎりに釘打ちすると、パネルが欠けるし、強度が期待できない。受け材位置や寸法に注意。
3)重い。とくに3X10版などを採用する場合は大変。
…などなど。
ちゃんと対応すれば問題なし。
(ウチの現場は大丈夫ですよ。)
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ところで、この現場とは全然関係ないですが、
内装用製品に関して、改築時の耐震補強を兼ねた内部壁仕上に使えそうな予感ありです。
構造強度認定は、外装用製品しか取得していないだろうと思います。しかし、外部用(構造用)も内部用(仕上用)も同一物性であるわけですから、仕上用を内側に使っても所定の強度が期待できると考えます。
当然、性能表示や建築確認などの公的基準に乗っける場合は不可でしょうが、実質的な効果を期待するのであれば「可」となる場面もあり..かと。
当然、釘あたまの見えがかりをどうするか?横架材との納まりをどうするか?などが、意匠上かつ構造上のクリティカルポイントですね。