2012年01月05日 1. 現場レポート

仕事始めは、セルフ塗装作業のサポートから。

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昨日より業務開始。みなさん、今年もよろしくおねがいします。
さて仕事始め。早速、事務所に届いていたオスモカラー(塗料)をかかえて「月と太陽の家プロジェクト」の現場へ向かいました。

 
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現場では、宮崎さんとokayan(↑写真)、そしてその仲間が加わって絶賛塗装作業中。


すでに昨年のうちに2階の壁塗装は終了。
このお正月休みをつかって、自分たちで残りの仕上塗装を行なうのです。
限られた日数のなかでやるべき作業はテンコモリ。
1階の壁天井の仕上塗装、全体の床オイル塗装など、気合いを入れてヤラネバナラヌ。

昨年のうちに、理解ある工事会社さん(http://www.kurieito-ei.co.jp)には壁面の下地処理まで済ませてもらってあるので、専門的な作業が必要なわけではないのですが、とにかく施工面積が多い。
僕は何度かセルフ作業のサポートをしていますが、今回の作業量は素人作業の範囲をやや超えていますね。


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しばらくすると、続々と作業メンバーが増えてきました。
ついに総勢7名。
僕も、壁のコーナーなどを少し塗ってから、オスモカラーを開封して、床のオイル塗装に取りかかります。


昨日も、一昨日もいっぱい来てくれたらしい。
みんな黙々と作業に向かっている。

その様子をみて、何だか、僕は無性に感動してしまいます。

「住まい」が、自分たちと、仲間たちの手によってつくられている!


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この「月と太陽の家プロジェクト」。
施主である宮崎さんとokayan、お父さんのミヤちゃん、3人だけの家ではない。

ちょっと言葉が過ぎるが、これは「みんなの家」である。


宮崎さんとokayanは、三鷹駅前で「リトルスターレストラン」という飲食店を経営している。

じつは、
「月と太陽の家プロジェクト」の作業を手伝いに来てくれているのは、そのお客さん達なのだ。

お客さん..ではあるが、もう何だかそれを超えた関係にある仲間たち。


これは凄いことだと思わないか?


強要されて、あるいは、何かの見返りを求めて来ているのではない。
正月早々から、ペンキまみれになって仲間の新居づくりの作業に熱中し、そして、楽しんでいる。

これを「みんなの家」と言わずして、どうする。
ケンチクカとして、感動せずにはいられない。


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なんだか、書いてるうちにアツくなってきたぞ。


2012年初ブログだ。
ついでに言おう。


すべて建築は、公共空間である。


語弊があるかもしれないけれど、少なくとも僕は、常にそう思いながら設計作業をしている。

たとえ、プライバシーを重要視する「住宅建築」であっても、そうだ。


人間は、じぶんを囲むあらゆる環境の中で生き、人間関係の広がりの中に住んでいる。

だから、人間が生きる「器」として、
住宅をふくめ、全ての建築は「公共的」にならねばならない!


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建築は、
建築家が考える「カタチ」のみによってつくられるのではなくて、もっと別のいろんな事柄によってつくられる。

ひとことでは説明できない「いろんな事柄」が、うまく絡み合って、偶然にすばらしい風景を生み出す。


そう、「偶然」なのだ。


建築家のプロフェッションというのは、
その「偶然の素晴しい風景」を逃さずキャッチし、いわゆる「カタチ」なり「場」をしつらえることなのだ。


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つづく




加藤幸彦/KATOUYUKIHIKO
(建築家.コンセプチュアルアーキテクト)

エス
一級建築士事務所:東京都第42425号
@ 東京都杉並区久我山5-6-29-301
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