2010年09月11日 1. 現場レポート

僕がアツく語るイメージ を、現実に再現する熟練の職人技。


建築の塗装(ペンキ)の色は、カラーコピーやコンピュータグラフィックスと同様に3つの原色+黒による「CMYK」の配合で作ります。

・・

CMYK。


Cは、シアン(青)
Mは、マゼンタ(赤)
Yは、イエロー(黄)
Kは、ブラック=クロ(黒)です。


レーザープリンターやカラーコピーにセットしてある「トナー」と同じ。
もはや皆さんお馴染みですね。

原理的に、すべての色は、これら4つの色の配合によって再現可能なのです。(「白」も場合によっては必要)

でも、
原理的には可能..とは言っても、ぜんぜん簡単ではありません。
思った通りの色に調合するのは、けっこう難しい。


そこで頼りになるのが、
やはり、熟練の職人技。


本日、僕の指定したのは、
「フランスの伝統色」という色見本シリーズから「マカダム(砕石舗装のような)」という色。

さらに、
この「マカダム」よりも少し青みを抜いて、若干あたたかい感じ。
でも、わずかでも赤みを感じないように。

そして、この色を塗る壁には、木の壁が隣り合う。
「マカダム」は、木の壁と同様に「自然物」の優しさが感じられるように。
で、大地のような力強さもあって、なおかつ....(略)


..という、無茶苦茶に感覚的な要求。

そのときの僕は、ほとんど「詩人」状態。(苦笑..)
マジ顔で塗装担当のオジさんに、ポエムをアツく語っています。傍目から見ればちょっとイタイくらいに。


その、たいする塗装職人さんは、
他の現場でも、何度も僕の「ポエム」を聞いてくれている人です。


今日も、じっくり僕の「ポエム」に耳を傾け、そして丁寧に何度も調合を重ねてくれます。



・・


おかげで、完璧な色「特製マカダム」ができあがりました。
そして、それが壁に塗られ、素晴らしい壁面デザインが着々とできあがりつつあります。


この夏のあいだ、たくさんのプロ職人によって作業が続けられてきた「HOUSE・HUCK」も、いよいよラストスパート。


本当に完成が楽しみです。




 
加藤幸彦
KATOUYUKIHIKO


エス
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