2010年03月27日 8. 休日・家族のこと

春です。ZIGGYが、ひとり旅に出ました

zig_go_01.jpg小学校を卒業した長男(ZIGGY)が、「ひとり旅」を決行。
大きな荷物を背負い、列車に乗り込んでいきました。

・・


過程としての「情報化社会」ではなく、完成された「環情報社会」。


デジタル機器を携帯することによって、
僕たちは、どこにいても繋がっていられる。
世界のすべての情報が全てアーカイブされ、誰にでも共有される。


今、どこにいるの?
..と、ずっと何日も思い続ける寂しさなんて、今は微塵もない。

「約束」とか「待ち合わせ」。
今となっては懐かしい響きのコトバたち。


子どもたちは
もしかしたら、
大人たちとは別の世界を見ているんじゃないか。


恋人たちは
「寂しさ」なんてもう感じないのかもしれない。
あなたの肉体じゃなくて、
あなたの情報(心)は、いつもそばにいるから。


かつて
情報化社会が到来しつつあった20年くらい前には
「情報」は、もしかして「神」になりえるんじゃないかとさえ思われた。

今、「情報」は、
空気のように、太陽の光のように、
それが当然かのように、僕たち人類を手厚く包み込んでくれている。


・・


ZIGGYは、ひとりで新幹線と在来線をいくつも乗り継いで旅をします。


まず関西地方へ。そして紀伊半島をぐるっとまわって、名古屋経由で東京に戻る予定です。
たくさんの宿泊先は全て親戚の家。お爺ちゃんやお婆ちゃんたちが待っています。


親父(ボク)に似て、体のデッカいZIGGYは、ヘタすると高校生くらいに見えなくもない。
でも、中身はまだまだ純情な12歳の少年。
彼の出発に際して、我が家では「ケータイ」の持参についてかなり議論をしました。

この旅行に「ケータイ」が必要なのか?
中学生になる子どもが、果たして「ケータイ」を持ってもいいのか?

さんざん話し合いましたが、
結果として僕は、新規契約1円で「ケータイ」をZIGGYに買い与えました。

ZIGGYはといえば、やっと「セカイの住人」になれたことが嬉しくて嬉しくて仕方がない様子でした。


子どもが携帯電話を持つことの是非は、
「大人たち」が主導するかたちで様々議論されています。

我が家での「ケータイ議論」も世間とほぼ同じ。
「基本的に不要。害もある。でも、どちらかと言えば、あった方が便利。安心。」
という結論。


でもそういう「ケータイ議論」のほとんどは、

「道具によって世界を便利にする。」

とか、

「大人(概ね30〜50代)がメインキャストであり、子どもと高齢者はその「前」と「後」である。」

...という20世紀の近代的精神をベースにしている気がしています。
それが良いとか、悪いとかじゃなくて..

いや、或はむしろ、
高齢者や子どもにこそ「ケータイ」は有用なんじゃないか...とか。


...と、40代のオジサンである僕は、
この「子どものケータイ保有問題」を通していろいろ考えちゃったワケです。


・・

なにはともあれ、ZIGGYは出発しました。
これから何回くらいメールや電話をしてくるのかな?
楽しみです!!


そして

もちろん、
彼のテーマソングはDavid Bowieの「ZIGGY STARDUST」!!




 
加藤幸彦
KATOUYUKIHIKO


エス
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