2008年08月18日 3. 設計のプロセス・方法

現地を実際に歩き、まさに肌で感じながら「風」を読む

「(仮)小鳥が自由に飛び回る大きなリビングルーム」では、庭と一体化した自然な空調環境づくりがテーマのひとつである。

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今日は、現地エリアにて「」の調査である。

入り組んだ道路と、大小の建物の配置によって、エリアの「風の通り道」がどうなっているかを調査。


いわゆる「小気候」「微気候」の調査である。

ある側面においては、
ミクロな現象としての「小(微)気候」は、マクロな広域気候よりも密接に住環境に影響する。


で、今回のプロジェクトでは、
この「エリアの小気候」をリビングの前の庭でちょっぴり変換して、室内につなげていくやり方を目指しているのだ。


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ところでじつに有り難いもので、
ネット上にはいろんな研究者の方々が、とても有用なデータを公開してくれている。

たとえば、全国のアメダス記録を画像(グラフ)データベース化して公開している研究者の北本朝展さんのサイトがある。

このデータベース、建築設計者としては誠にウレシイ。

建築環境の設計をするにあたっては、先ずそのエリアの気象状況を把握しなければならないものだ。

気温ばかりでなく、季節や時刻ごとの風向や風速のデータまでが把握できるこのデータベースはとても有り難い。


僕の今回の方法は、
このデータベースから得られる「大まかな特性=広域気候」を把握した上で現地を実際に歩き、まさに肌で感じながら「風=小気候(微気候)」を読んでいく。--そんなやり方である。


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と、ここまでが準備段階。

必ずしも理論通りにいかないことも考慮に入れつつ。
あまりアタマデッカチにならないで。
しかし注意深く、思慮深く。




 
加藤幸彦
KATOUYUKIHIKO


エス
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