水が張られたアクリル製の水槽が9個、スクエア配列で吊るされている
PHOTO 正方形の雲のようなもの@頭上/icc onlineより転載
初台のインターコミュニケーションセンター(icc)にて、坂本龍一と高谷史郎によるインスタレーションLIFE -fluid, invisible, inaudibleを体験する。
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頭上に水が張られたアクリル製の水槽が合計9個、スクエア配列で吊るされている。
水面には、微振動機(加湿器と同じ原理)によって霧が発生している。
頭上に見えているものだから
霧というより、「雲」といったほうがよいかもしれない。
その9カ所すべてのアクリル水槽に、
真上から様々な映像が照射される。
それによって、頭上の雲の中にイメージが浮かび上がり、
足下の床にはその左右反転映像が映し出される。
そして
それぞれの雲にスピーカーが2台ずつ寄り添い、合計18チャンネルの音源によるサウンドスケープが構成される。
映像、音はそれぞれがランダムに再生され組み合わされている。
一生懸命理解しようと僕は追いかけていく。
しかし、
その映像と音は、決して多くを語ること無く瞬時にしてカオスの中に消尽していく。
2度と同じ情景を現さないかのように見えつつ、
逆に、
ずっと同じ地点で待っていれば、いつかまた同じ姿に出会えるんじゃないかというほのかな期待も抱かせる。
僕は時間を忘れ、
つい、1時間ほど居座ってしまった。
非常に、完成度が高い作品だ。
スキがない。
さすが、というところである。
作品の内容に関しては、このサイトが詳しくわかりやすい。



